23:49:13 このサイトの構成と、その作者について
このサイトの構成
このサイトは、日本語文の頁と英文の頁の内容が異なっています。
そしてほとんど英語でできています。
その理由は、このサイトの作者が日常的に日本で出版し、日本の雑誌に各種の文章を掲載し、日本で講演やシンポジウム、テレビ出演などの活動を行っているからです。
日本語で読む場合は出版物がありますので、ぜひそちらを読んでください。
このサイトの英文は、出版物の出ていない日本の外からアクセスするためのものですが、もちろん日本で読むこともできます。
日本語による本や掲載論文の内容紹介は、徐々に増やしてゆきます。
また、このサイトの作者は、ゆう魚斎雑録でも、新聞コラムの掲載をしたり、地域にかかわる様々なことを発信しています。そちらの方もご覧ください。
とりあえず、サイト内の英語論文の紹介をします。
"About the author of this URL"
これは、英語による自己紹介です。このあとに述べられる、この頁の日本語による自己紹介と違って、生い立ちなどについても書いてあります。
日本語版"What is REN? "について
このサイトの上位グループの名前をlianと言います。lianは中国語です。日本語にすると「連」です。「連」は自由につらなるグループのことです。グループ全体の表紙では、「連」について英語で説明しています。そしてここでは、「連」について、日本語で簡単に説明しました。
"REN---- The mechanism of linking in Japanese culture ----
これは、「連――日本文化における連なりのしくみ――」という意味です。「連」について、イギリスのオックスフォード大学とロンドン大学で1993年に講演したときのスピーチ原稿です。英語で「連の歴史」を詳しく知ることができます。
" A comparative study of textiles "
正式な題名は
" A Comparative study of textile production and trading from the beginning of the 16th century to the end of 19th century "
です。「16世紀初めから19世紀末における織物の生産と交易に関する比較学」という意味です。
1993〜4年にイギリスで書いたもので、帰国後に「法政大学第一教養部紀要」に英文のまま発表しました。1993年ごろから、作者は織物の歴史的、文化的研究に入って行きました。前近代における日本とアジアの関係を、より具体的に考えて行くためです。イギリスではもっぱら、アジア関係とテキスタイル関係の英語文献の探索をしていました。その一部を使い、ごく基礎的な勉強のために、この英語論文を書きました。この論文の日本語版はありません。関心のある方は英文で読んでください。
これは「長屋暮らし」という意味です。1996年に講談社から出した共著『大江戸ボランティア事情』所収のものを英訳した文章です。日本在住の外国人のために出ている" EAST "(The East Publications)という英文雑誌の1998年3月に刊行された春号(VOL.33, NO.6)に翻訳掲載されたものです。
江戸時代の人間関係と、それをもとにした生活を書いたもので、作者の子供のころの生活を思い出しながら、その意味を読み解いて行く方法で書かれたものです。『大江戸ボランティア事情』で日本語で読めます。
"The Cyclical Sensibility of Edo-Period Japan "
これは、「江戸庶民の知恵に学ぶリサイクル」という題名で、『This is 読売』の1998年1月号に掲載されたものの英訳です。やはり在日外国人のために出されている雑誌" JAPAN ECHO "(JAPAN ECHO)1998年春号に掲載されました。このサイトに入れた文章は、JAPAN ECHOのホームページからダウンロードしたものです。この雑誌は同時にフランス語版、ドイツ語版、スペイン語版が出ています。
"History of Communication"は、法政大学社会学部の講義「コミュニケーションの歴史」のための、様々な補充資料です。年表や図版がぎっしりつまっています。このタイトルをクリックすると、「コミュニケーションの歴史pageガイド」が出てきます。そこから、様々な資料に入ることができます。
次に、作者が公式に使っているプロフィールを掲載しておきます。
田中優子プロフィール
法政大学 第一教養部 教授(専門:日本近世文化・アジア比較文化)
1952年 横浜生まれ
江戸時代を中心とする日本文化の特質の中に「連」の働きを発見、命名した最初の学者。「連」を提起した『江戸の想像力』で、1986年度芸術選奨文部大臣新人賞を受賞。その江戸時代を研究する方法は、文学、美術、生活、都市、貿易、経済、メディアなどを横断する総合的なもので、江戸時代の価値観・人間観の視点から現代を論ずることも多い。また、その総合的方法をアジア研究にも拡げている。日本とアジア諸国を連関させる場として、現在はテクスタイルを研究中。
1992年、情報関係の研究者たちと国際物語学会を設立。95年、NHK人間大学で「山東京伝と江戸のメディア」を講義。97年からは本格的に、日本とアジアの比較文化研究・翻訳・執筆に入っている。
履歴
1974年法政大学文学部卒業。
1980年同大学院博士課程修了と同時に第一教養部専任講師となる。
1983年助教授
1986年度北京大学交換研究員
1991年から教授
1993年度オックスフォード大学在外研究員
委員(歴任)
横浜市文化財保護委員、朝日新聞書評委員、資源エネルギー庁研究会委員、行政改革審議会委員、国土庁国土構造専門委員、知的資源委員会委員、科学技術フォーラム協議委員、マルチメディア白書編集委員、東京都江戸東京歴史財団評議委員、岐阜県公園文化プロジェクト顧問、町田市都市計画マスタープラン策定委員その他。
委員(現在)
国立国際日本文化研究センター運営協議委員、江戸東京博物館企画委員、かながわ学術研究交流財団顧問、国土庁国土審議会委員、建設庁都市計画中央審議会委員、町田市文化財保護委員、日韓文化交流会議メンバー
著書
『江戸の想像力』(筑摩書房・1986年度芸術選奨文部大臣新人賞)
『江戸の音』(1988河出書房新社)
『近世アジア漂流』(1990朝日新聞出版局)
『連・対話集』(1991河出書房新社)
『愛の巡礼記』(1993朝日新聞出版局)
『江戸はネットワーク』(1993平凡社)
翻訳
『大航海時代の東南アジアT』(共訳 1997法政大学出版局)
『大江戸視覚革命』(共訳 1998作品社)
『大航海時代の東南アジアU』(1999刊行予定)
主な共著
『クラブとサロン』(NTT出版)
『変貌する家族』(岩波書店)
『世界都市の条件』(筑摩書房)
『日本の近世11』(中央公論社)
『東アジアと仏教文化』(春秋社)
『大江戸ボランティア事情』(講談社)
『大江戸生活体験事情』(講談社)