1.エラソーチンク 2.船が出るぞーチンク 3.鯔が大きくなったのだチンク 4.雑巾色チンク 5.リサイクル白チンク

写生人口上


 チンクはメスのシベリアン・ハスキーです。5才になりました。ぼくが飼い始めたのではなく、1才になる前に、飼いきれなくなった人からなかば押しつけられました。
 当時ぼくにはおよそ動物というものを飼った経験は、全くありませんでした。無謀といえば無謀ですか。完全な手探りで始めたので、ようやく5才になったという実感はあります。
 育てるに当たって結局もっとも参考になったのは、American Kennel Club の記事でした。
 日本で売られている本もサイトも、どちらかというと日本の教育事情に酷似していたようです。無闇に脅かすか、べたべたと可愛がるか、どちらかに偏っていて、ぜひほしい冷静な情報が見つからないのです。「偏差値教育」と「ゆとりの教育」の中間には何もない教育政策にそっくりなような...
 ともあれ、多量の運動をさせられなければハスキーは飼うべからずという AKC や米国ハスキー・サイトの忠告だけはずいぶん無理を重ねて守り、以来まったく病気なども知らず元気に5才になりました。
 チンクはもともと以前の飼い主に Tinkerbell というディズニー・アニメ風の名前をもらいました。舌を噛むといけないから普段のタグネームは「チンク」です。漢字を好む人には「珍狗」です。外国人には Tinker と紹介します。tinker は「いたずら者」の意味があります。たしかにチンクはいたずらは得意です。



この写真ではエラソーなもっともらしい顔をしていますが...



こっちではいたずら丸出し。
河の水をじゃぶじゃぶかき回していて、置いて行かれそうになったので吹っ飛んで来たところです。



チンクは幼少時から河原で育ちました。
それからは毎年初夏になると、鯔の稚魚がおびただしく群れをなして浅瀬を遊泳しているところに飛び込みます。



そのために、白いチンクは往々こんな雑巾色チンクになります。そろそろ風呂かという状態です。
石鹸液を十分の一程度に希釈し、シャワーで洗います。風呂は嫌いでないようです。 



洗えばもとの色とはいえ、ハスキーの毛の密度はかき分けても地肌が見えぬほど高く、乾燥が大仕事です。
屋上で天日干し中のチンク。昼に洗うとこの頃には夕刻になります。これで1日つぶれます。

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