写生人口上

 チンクが住んでいる土地を流れる大きな河は、遠く横浜市などに水を送る巨大なダムが上流にあるので、満水期と渇水期との水位差が大きいです。以前に書いたように1月にはすでに渇水期がはじまり、ダムの元栓が閉じ気味になります。
 それから梅雨期まで、時によると台風シーズン前頃まで、干潮時には大きな中之島が出現して河原と長く細い石ころの道でつながります。ほぼ2週間に一度の周期で、3〜4日間渡れます。大阪のパステル・ハウス Mの店長さんが作られたフリーソフト「Weather Report」などで予測します。お花見や散策や運動でお出ましになる人々の邪魔にあまりならないよう、同時に犬たちを思い切り運動させるには貴重な開放空間です。その代わり帰りにはどの犬も少々魚臭くなりますけど。
 チンクはもう数年ここに通っているので、「シマ」という言葉も知っており、また渡れるかどうかも熟知している模様。ここで思う存分に友だちと走り回るのを楽しみにしています。また、元気がいっぱいに溢れている1才児の「後輩」たちも、ここで跳び回ると満足して大人しくなり、飼い主の言うことをよく聞くようになります。快速テリアのタク君も駿足ミックスのサクラちゃんもここや藪の運動で、リードの付け外しが自由自在になりました。
 犬のしつけは十分運動させてからやるのが効果的とされます。犬はとても賢く心の純粋な動物なので、リードを付けても自由は奪われないという、飼い主への信頼感を一気に獲得する様子です。ともあれ今年も島がチンクたちの福利に一役かってくれる時期になりました。(表題「規格はずれの犬たち」はソラちゃんちの山口さんに戴きました。規格とはショードッグの枠組みの意味)。
 ご注意:潮汐現象に経験が十分ないと危険です。どの島も熟練した成人の同行なしに渡らないで下さい!



今日もチンクは島が露出して行けることを察知し、ぼくに「シマに行こう」と足踏みして主張します




逞しく育ったソラちゃんも、砂が細かく冷たい湿気を帯びたここが大好きになったようです




ゴールデンの耳は走る時に羽ばたいているのだね




後から駆けつけたのは、飼い主杉山さんとしっかり信頼関係が出来たサクラちゃんや、




同姓で別人の杉山さんちのダックスフント、マック君




サクラちゃんのプライドに溢れた美しいスタイルは感動的。保健所からもらわれてよかったね!




その上、水でも藪でもとても勇敢




藪の中にいるのはサクラちゃん。これからもぐり込もうとしているマック君とチンク




こんな顔で「お弁当頂戴」と言いに来たチンク。「な〜んでお腹が空くのかな〜♪」という童謡あったね




水ぎわの流木に目をつけたチンク




その流木を引っ張り上げているサクラちゃん




もう一度水に投げ込んだら、10キロ以上ある重さでした。2人で何の相談だろ




今度はチンクの番だったのかな?どっちも働き者だ




確実に犬への偏見を吹き飛ばしてくれるマルチーズのマル君。この2人の体重差は10倍以上か?




毛をむやみに長くし、リボン付けて女王様の膝に座っている絵ばかり見せられるけど、原産地マルタ島で
そんなヤワな暮らしじゃなかったぞとばかり、駿足サクラちゃんと対等に追いかけっこ。実に聡明で快活

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