師走はモグラなのだ

 皆様のお陰で2007年も無事に暮れ2008年が始まろうとしています。このサイトに集う犬たちも厳寒の中を元気に走り回っています。寒中に荒蕪地で犬たちと遊んでやるのは街中と違いそれはそれは寒くて大変ですが、一旦犬を家に迎え入れたなら彼らが必要とする運動も充分に与えてやろうという、「責任感」というと大袈裟に聞こえるかも知れませんがでもそうとしか言いようのない感覚から彼らの日常に同行しています。現代では人間が自分たちだけに住みやすい社会環境を形成するようになったため、多くの動物がその被害に遭遇しています。犬も同様で、飼い主はいわば人間社会と犬社会とを仲介する翻訳者のような存在です。もともと疲れを知らずに人間のために働いてきた犬に、多量の運動が必要なのは当然です。自動車を避けながら彼らに運動させるのが、飼ったぼくたちの責任でしょう。
 話は変わりますが以前にこのサイト内の別稿で書いた通り、チンクはモグラ掘りの名人(?)です。写真でお目に掛けた通り実際に土の中から4回も掘り出しました。チンクの足は50キロ・クラスの大型犬に匹敵する太くて頑丈な足ですが、この前足を使って土を掘るスピードは相当なものです。日常踏み固めた猫額大の庭さえ至るところチンクの掘った穴だらけで、4輪駆動車でも落ちると難儀することしばしばです。チンクの友人たちのなかにも穴掘りを好む仲間はいます。ミックスのサクラちゃんはその中でも熱心なほうです。犬は穴居する動物という説もありますから当然かも知れません。しかしそのサクラちゃんでも、モグラを実際に掘り出すことはまだないようです。ハスキーは原産地のシベリアで、動物の多い夏期は群ごと事実上放牧のように解放され自活する習慣があったそうですが、もしかするとそんな過去の習慣がチンクの体内にどこか名残りとして残っているのかも知れません。
 ただチンクのモグラ掘りは特に夜になると見られる行動なので、犬の赤目を避けるためストロボをなるべく使用しない主義の当サイトでは写真としてお見せできるのはごく限られた一部だけです。しかしそれらを含めつつ、チンクたちの師走の近況を掲載させて戴きます。シャッター速度1/1000秒固定で露出光量が足りない写真ばかりですがご容赦下さり宜しくご覧下さい。  
寒くなるほど元気なチンクは勇んで皆のところに飛んで行くところ
薄暮の中すでに皆は運動中。左コロンちゃん(6ヶ月?)と右ミクちゃんのホットチェース
なぜかとにかくよく走り回るパンチ君
コロンちゃんが誘うのをよそに他所に向かうチンク
チンクの関心はすでにモグラさんの呼んでいる枯れ草むらへ向いています
嗅覚をたよりにモグラを探しているチンク
数日後、河川敷に到着した陸君とチンク
草むらを突っ切って群に合流するチンク
モコ君は断尾せずどこも矯めない生まれたままのコーギーなのでなかなか風格があります
コリーのモモちゃんとチンクが挨拶しているところ。ロシア式の挨拶みたいで面白いね
これも同じく、ベッキー君とモコ君との挨拶
「挨拶を終えて宿舎に向かう両首脳」といった感じかな?
ベッキー君が向かった先は、チワワのマシェリちゃんでした
鎌倉組のジュリーちゃんとチンクが河岸に下りて中之島の偵察をはじめたところ。水面にジュリーちゃんの陰が映って
お兄様が見えたら島を忘れて大はしゃぎのチンク。画面左端のノコちゃんが早すぎて顔が写らずご免なさい
ひくひく鼻を動かしてモグラに狙いを付けはじめたチンク
位置が定まるとジャンプし、こうやって前足で押さえつけてから…
穴を掘りだしますが、頭が入る程度の穴はみるまに掘り上がります
つぎつぎと臭跡を追って移動し飽くことを知りません
結局最後には暗くなって身体中が雑草の種だらけになり家に帰ります(ストロボ発光)